「自分なんていない方がいい」と思っていた

 

昨日は心療内科のカウンセリング最後の日でした。

 

娘がカウンセリングに行き始めたのは、ちょうど1年前位です。その頃、ストレスからかゲップや吐き気の症状が続き、そのことがきっかけで心療内科へ行き始めました。そして、その病院には思春期のカウンセリングがあり、受け始めることとなったのでした。

 

不登校になってちょうど7か月になろうとしている頃でした。

それまでもカウンセリングや家庭教師など第三者と会えるといいなと思っていたのですが、時々受けてみるか訊いても拒否でした。

最初の頃は、誰にも会える時期ではなく、一人でいるだけで精いっぱいの時期だったようです。受けてみる、会ってみると思えるということは、少しずつ前進しているのだな、その時期がきたのだなと思い、嬉しい出来事でした。

 

初めて心療内科へ行った時、最初に問診票のようなものがあり、いくつかの質問に○△×で答えるものがありました。

そのうちの一つについて鮮明に覚えているものがあります。

それは、「自分がいない方が周りに迷惑をかけなくていいと思う」というようなものでした。その質問に、娘は○を付けました。

私はそれを見た時、娘がそう思っていることに、娘がとてもかわいそうになり、気分が沈みました。

 

まだ、元気がない娘は、出かけるだけでしんどくなり、車の中でもずっと下を向いていました。

帰りの車で、「自分はいない方がいいという質問に○していたけど、そんな風に思ってるの?そんな風に思わなくてもいいんだよ。」と話すと、「うん・・・でも、そう思ってしまうから。」と下を向きながら力なく答えました。

 

あれから早いもので約1年。カウンセリングでお世話になり、昨日娘はカウンセリングを卒業しました。娘にとって、若くて優しい女性のカウンセラーさんは、家族以外の初めての味方と思えた人だったのだと思います。初めての第三者で、娘が元気になるために必要な人でした。昨日、待合室で待っていた私の所へ、カウンセリングルームから2人の笑い声が聞こえてきました。そして「終わったよ」と元気そうに出てきた娘に1年前の面影はありませんでした。

 

帰りの車で、私はぜひ聞いてみたいことがありました。

最初に病院に行った時のこと。自分はいない方がいいと思うという質問に○と付けていたけど、その気持ちは今はどうなのかということ。

 

娘は、「ああ、そんな質問あったけ?そんな風に思ってた時もあったよ。でも、今はそう言えば、そんな気持ちはなくなったなあ。今は、生きてたらなんとかなるって思ってるから。」と、前を向いて元気な声で答えました。

私は、それを聞いて、「良かった。あの質問に○って付けてたのを見て、ママも少し悲しくなったから。でも、しんどい時はそんな風に思ってしまうんやね。今は笑い声と笑顔が増えて、ママも嬉しいよ。」と話して、2人で笑いあいました。

 

不登校という普通にできない状況に、子ども達は、とても傷つきます。

「自分なんていない方がいい」と思ってしまうほど、辛いのです。

でも、自分と向き合って、家族に支えられて、時間が経過して・・・。そして少しずつ少しずつそのような考え方はなくなっていきます。娘のように気付けばそう思わなくなっていたという子ども達も多いかもしれません。

 

学校に行けるか行けないかではなく、子どもが自分なんていない方がいいと思う気持ちをなくしていけるように、笑顔と笑い声が増えるように。学校は二の次で、まずそこを目標にして、子ども達を支えていけるといいなと、私はそう思います。

 

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